大人気作品『コレットは死ぬことにした』作者・幸村アルト先生の新連載『ピチカートの眠る森』第1話の感想です。(2022年10月5日【花とゆめ21号】掲載)
ピチカートの眠る森【新連載】第1話のネタバレと感想(1巻)
第1話のあらすじ
今回のお話は主人公のお嬢様エミリーとバックパッカーのシュラが2人で不思議なお家に住むお話!なんと妖精が登場します!!
初回なので登場人物の紹介をメインに記載します。
主人公の女の子→エミリー
- ピアノが得意なお嬢様。ピアノで最難関といわれる学校を受験するも不合格。それをきっかけに母親が体調を崩し、それ以降はピアノを弾くと苦しくなり、弾けなくなってしまった。
- 紅茶が好きで、シュラが入れてくれたスリランカの紅茶がお気に入り。
- 母からの指示で、手を大切にしていたため、包丁を持ったこともなく、お湯を沸かしたこともない。
- 新しく来た家で滞在予定の2か月間を瓶詰めの食糧で乗り切ろうとしていた。
- 『エミリーの冒険』という小説が好きで、自分自身も冒険に憧れている。
主人公の男の子→シュラ
- バックパッカー。バックパッカーの中では有名な?『旅人の間を流れていく不思議なもの=エミリーの家の鍵と権利書』をもらい、家にやって来た。
- ジャパニーズことわざを使ってる。日本人?
- 物知りで料理も得意。
- ピアノを弾いて気持ち悪くなったエミリーを優しく介助してあげる、心優しい男の子。
エミリーの母→ニコール
以前エミリーと同じ学校を目指していた。エミリーにとても期待していたため、エミリーが受験に落ちた後は寝込むようになってしまった。
エミリーの高祖父がもつ広大な土地(別名:はざま丘)の一角に建つ家にやってきたエミリーは、そこでシュラと出会います。
シュラはエミリーのお家に一泊だけ泊まらせてもらい出ていく予定でしたが、一緒に住むことに。
お家の中でたまに聞こえていた「ロンッ」という不思議な音(エミリー曰く、バイオリンのピチカートの様な音)。1話の最後ではその音と共に不思議な3体の妖精が登場!!どうやら妖精の足音らしいw
お腹が減った妖精たちはエミリーにご飯をねだります。
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感想
コレットの時ほどではありませんが、今回もファンタジー感満載の素敵な作品です!
花ゆめ巻頭の幸村先生インタビューでも書かれていましたが、コレットと比べるとエミリーがかなりおしとやかに描かれています(決してけなしてないです!コレットもエミリーもとてもかわいいです♡)
シュラもとても優しくて知的なキャラクターだと思いました。
妖精はなかなかインパクトありました!(←予想していた妖精よりなんか濃かったww)コレットのガイコツのように徐々に愛着が湧いていきそうな予感です。
個人的には冒頭と最後が同じ柄でリンクしてるのがとても面白いな~と思いました!小説:エミリーの冒険のようにエミリーも冒険が始まる予感でワクワク♬
コレットの時もみんなで食事しているシーンがとても好きだったのですが、今回の作品でも食事のシーンが非常に素敵に描かれているので、是非注目してみてください!
それでは、読んでくださりありがとうございました!