『ピチカートの眠る森』15話・16話・17話・18話・19話の感想です。コミックスは4巻収録予定です。
ピチカートの眠る森15話-19話ネタバレと感想(4巻)
第14話のあらすじ
トロワがいなくなって落ち込んでいるエミリーを元気づけるため、シュラはパン屋さんへ向かいます。そこである女性と出会って…
第15話のあらすじ
ハロウィン風の巻頭カラーがすごくかわいい!
エミリー達がいる家を突然訪問してきたクロエさん。この方はシモン家の家政婦さんのようです。
クロエさんはシュラに名前や住所など、素性を明かすように伝えます。
書けない場合は出ていかなければならない。
本当は書きたくないけれど、シュラは書くことを決意。
それは、「エミリーとまだ一緒にいたいから」。
シュラは用紙に記入すると、黙って家の外に出ていきます。
トロワから「シュラが外に出て行った」と聞いたエミリーは急いでシュラを追いかけて…。
15話感想
シュラにとっては今回すごくしんどい回だった。
しかし、読者としては後半キュン要素多め♬
これまでバックパッカーをしていたときも素性を一切明かしてなかったのに、エミリーとまだ一緒にいたい、という理由で書くなんて…!
「本名などぜんぶ紙に書いた」とシュラから報告を受けた時のエミリーの返事も素晴らしい!
そりゃ好きになっちゃうよ。
クロエさんとの会話を読んでいても、エミリーの誠実な人柄が垣間見られました。本当に良い子。
コレットの時もそうだったけど、幸村先生の作品は特にライバルが出てくるとかでもなく、主人公2人の時間を丁寧に描いて関係を深めていくんですよね。
ピチカート~もどんどん面白くなってきました!
最後はシュラの本名が明らかになりましたが(※エミリーは知らない)、名前からして良家の坊ちゃんっぽい。
SPショート編
今回は15話と二本立て。
シュラ目線のお話!今回のショート編はボイスカードで聞くことも可能です。
早起きして日の出を待つシュラとエミリー。
エミリーが日の出を見たことがないらしく、一緒に見ることにしたらしい。
シュラは何度か見たことがあるものの、しっかり日の出を見るということは初めて。
ラストの語りにキュンとしました!
第16話のあらすじ
ずぶ濡れで帰って来たエミリーとシュラを見てクロエさんはびっくり。
帰宅した後はシュラは部屋から全く出てくることはありませんでした。
翌朝、街に買い出しへ向かうクロエさん。シュラは荷物持ちとして強制連行させられることに…。
留守番を命じられたエミリーは、シュラのことが心配でならない様子。
***
買い物をしながらシュラの本名や素性に探りを入れていくクロエさん。
時計屋の孫とも再会!…笑いました。
クロエさんはエミリーの昔話を色々と話した後、「お嬢様のことをどう思っているのですか?」シュラに尋ねて…。
16話感想
クロエさんとシュラの対立、なんとか決着がつきました!
クロエさんは顔怖いけど凄くまじめで誠実な人。
エミリーのことが大好きなことがすごく伝わりました。
しかし、引きこもってる相手をドアノック連続攻撃って容赦ないな。笑
エミリーに対する感情の回答はこれぞシュラって感じでした。
しかもエミリーも同じ回答したとか…エモい。
第17話のあらすじ
クロエさんとの買い物から戻って来たシュラ。「もう大丈夫」と言い、とてもスッキリとした表情。
『エミリーの冒険』にも出てくるマーガレットのブーケをもらってエミリーも嬉しそう。
エミリーはクロエさんに、同居を認めてくれたことのお礼を言います。
「シュラは良きルームメイト」。クロエさんの刷り込みが上手い。(笑)
同居解消問題も一件落着し、エミリーは久しぶりにピアノの練習をはじめます。
すると、弾けなくなっていた『革命』を最後まで弾くことに成功!
予想外すぎてエミリー自身もびっくり。
しかし、2回目以降は何度弾いても途中で止まってしまう。その理由は明白で…
ネガティブな感覚に囚われないよう、気分転換にエミリーが弾いたのはシュラとの連弾曲『クラリネットを壊しちゃった』。
曲に呼ばれるかのように、シュラも部屋にやって来て…
17話感想
久しぶりに穏やかな回。
エミリーの冒険にちなんでマーガレットのブーケ選ぶの素敵。
エミリーがこの屋敷に来た時やシュラをルームメイトと刷り込ませるなど、クロエさんは相当やり手の家政婦やな。
クラリネットを壊しちゃったの伴奏からのシュラの登場は今回一番お気に入りの場面。
久しぶりの連弾にとてもワクワクしました。
お互いが必要なタイミングで現れ、助け合って成長して、本当に良い関係…♬
第18話のあらすじ
朝、妖精達がそれぞれ出ていくところを目撃したエミリー。どこに行くのか気になっているようです。
エリソンの行き先は『第26回紳士的ハリネズミの回』の会合。
ハリネズミいっぱい!!かわいい!!
トロワの行き先は『トロワよいこ連合』。こちらもトロワがいっぱい!!連合の名前が可愛すぎて癒されます。
エミリー宅のトロワは、みんなに「自分達が可哀想だから聞いてほしい」とアピールします。
トロワ達はクロエさんのある行動に非常に困っていたのです。←是非本誌でチェックを。
その話を聞いて、他のトロワも『かわいそうエピソード』を語りはじめます。
するとハリネズミのところにはネズミ、トロワのところには1匹の猫が現れて…。
それぞれのバトル、必見です!
18話感想
まさかの妖精回!人間ほぼいない。でもかわいい。笑
ハリネズミVSネズミ、トロワVS猫の場面はそれぞれ超必死なんだけど、読者としては、ただただかわいくて可笑しくて癒ししかなかった。笑
たまにはこのようなほのぼの会も必要ですね~(^^)
第19話のあらすじ
屋敷に戻ることにしたクロエさん。
エミリーの両親にはシュラの存在は明かさず、エミリー1人で頑張って生活していると報告してくれるようです。
エミリーは「ピアノ以外の料理や家事にも挑戦できて毎日充実している」とお礼を言います。
「屋敷に帰ってきたらラタトゥイユを食べさせてほしい」とクロエさんが言うと、エミリーは「ママが許してくれるなら…」と返します。
***
シュラは、はざま丘の下まで荷物運びのお手伝い。
エミリーの行動に制限をかけるエミリーのママに対して、良い印象が持てないシュラ。
それを察したクロエさんは、自分がエミリーの母にすごく救われたことや、『エミリーの大冒険』の結末を話してから帰っていきました。
***
シュラが家に戻ると、エミリーと妖精達はお菓子タイムの真っ最中。
トロワとエリソンの武勇伝が面白可愛い。笑
話の流れでみんなで書庫に行くと…。
19話感想
クロエさんはエミリーとエミリー母だけでなく、今後はシュラの良き相談相手になりそうな気がします。
久しぶりのお菓子タイムでは…クロエさんのハエタタキ攻撃からようやく解放されて羽を伸ばすトロワ達がかわいかった。
ヴァンサンは幸村先生のキャラにしては結構不気味なシルエット←ごめんなさい(^^;)
エミリーは幼少期に会ったことがあるようですが、子供の記憶で忘れているのか、意図的に記憶操作されているのか…どっちだろう。
すごい力持ってそうだし、エミリーの家だけでなく、ピチカートの森の長かもしれないですね。
番外編
エミリーの幼少時代のお話!
1週間の秋休みを利用して、エミリーは初めてシャルルの家(はざま丘)にやって来ました。
前回初登場のヴァンサンも登場です。
子どもだったらトロワや妖精達が見えると勝手に思っていたのですが、当時のエミリーにトロワとエリソンは見えていなかったようなので驚きました。
親子関係で悩みを持ってる子ども…とかが見える条件になるのでしょうか?
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それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました!