『ピチカートの眠る森』2巻収録(第5話・6話・7話・8話・9話)のネタバレ付き感想です。
ピチカートの眠る森【ネタバレ】2巻(5ー9話)の感想
第4話のあらすじ
シュラの過去が少し判明した回。要所要所で紳士的行動をとるエリソンに注目♬
家の横にある森は『人間が呼ばれてはいけない森』のようです。エミリーには聞こえていませんが、シュラは森からなにか呼びかけられているようで…詳細は4話の記事へ。
5話のあらすじ
目覚ましが鳴る前にトロワに起こされる2人。トロワの目覚まし時計の呼び方がかわいすぎる♡
無理やり起こされてシュラは眠そう。笑
いいお天気が急変、家の上に大きな雲が現れます。エミリーとシュラは驚いていますが、エリソン達の様子からすると、たまにある現象っぽい。
エリソンから「この一帯がはざま丘と呼ばれる理由を知りに行こう」と誘われたエミリー。
はしごを使って家の屋根に登るようで、エミリーはなにかと不安そう…
なんとか屋根のてっぺんまで登り、雲に入ると…世界が一変!!
雲あり、海あり、飛び魚もいる、まさに巻頭カラーの世界!
エリソン曰く、ここは雲海の上。しかも、ただの雲海ではなく『謎の雲海』とのこと。笑
不思議なので雲海の上にも立てるし、海にも多少入れる(しかも濡れない)。みんなで海に入る場面がかわいかったです!
エミリーの『飛び魚妖精説』、神秘的で素敵だなと思いました。
エリソンは『はざま丘』について改めて説明すると、「不思議100%の妖精のテリトリー、妖精(ピチカート)の眠る森には決して入ってはいけない」と再度忠告し…
5話感想
雲海がとても素敵な世界感でした!エリソンの紳士的ボディ、めっちゃ触ってみたい…。
エミリーは冒険にあこがれを持つ割に、お嬢様なこともあってか、なかなか慎重な性格。前作のコレットだったらノリノリではしご登って行きそうだなぁと思いました。
シュラやエリソン達の協力を得ながら、どんどん冒険家エミリーになってほしい。
エリソンが何度も警告しているピチカートの眠る森には一体どんな妖精がいるのか…やっぱり入った人間が妖精にされてしまうのか…シュラの今後の動向にも注目です。
6話のあらすじ
エミリーはエヴァンさんのお店から実家に電話中。過保護なエミリーママは、本人が知らないところで毎日エヴァンさんに電話をしていたようです。
電話を替わったパパから「ママのことは気にせず、存分に夏休みを楽しみなさい」と言われ、エミリーもホっとした様子。
はざま丘への帰り道、どこかからピアノの音色が…。音を辿ると、素敵なお家とモフモフのワンちゃん♡
犬好きなシュラはじゃれまくり。笑
家主のブリジットさんから招待され、お茶をごちそうになるエミリー達。お茶とお菓子が美味しそう!
その後ピアノの話。ピアノはブリジットさんの旦那さんが弾いていたようですが、半年前に亡くなってしまったようです。
エミリーがピアノを弾くと知ったブリジットさんは、ピアノを弾いてほしいとお願いしてきて…
6話感想
モフモフワンちゃんかわいかった!ブリジットさんもとても素敵な女性!
ピアノを弾いてあげたいと思うのに、失敗を恐れて弾けない…シュラのフォローがめちゃくちゃイケメンでした!
一瞬でそんな機転利く人なかなかおらんって。
エミリーとシュラの連弾、楽しみです!
7話のあらすじ
エミリーとシュラはブリジットさんのお家で連弾の練習中。
曲は【クラリネットをこわしちゃった】。
ピアノを弾くのが初めてのシュラは、ドレミの位置が覚えられず苦戦しています。
「俺が大統領だったら~」のセリフと表情が最高でした♡
2人のかわいいやりとりを見てブリジットさんも嬉しそうな様子。
シュラは楽譜が読めないので、エミリーの手を見て覚えることに。
エミリーは四小節ごとに分けて弾きながら教えてあげています。
***
長時間の練習を終え帰宅すると、エミリーはブリジットさん手作りの焼き菓子をエリソン達にプレゼント。感極まる妖精達の姿に癒されました♬
エミリーがご飯を食べようとすると、ピアノの音が…。シュラは一人で特訓していて…
7話感想
今回のお話は可愛いと癒しが溢れてる♡
前回からシュラが少し少年っぽくなっていてすごく良い!
連弾する姿も良かったし、最後のピアノの表現が幸村先生っぽくて素敵でした。
【クラリネットをこわしちゃった】を聴きながら読むのがおススメです!
8話のあらすじ
シュラとエミリーは翌日もブリジットさんのお家を訪問。
猛特訓のおかげでシュラは1日で曲の最後まで弾けるようになったらしい。すごい。
クッキーを頬張る2人がかわいい♡
クッキーを食べ終えると練習再開!エミリーもついに伴奏を弾くことに。
いつも途中で弾けなくなってしまう『革命』を思い出してエミリーが少し緊張していると、それを察したシュラが優しく声をかけます。
そしてついに連弾開始♬
2人の演奏を聴きながら、ブリジットさんは家族との思い出を思い出して…
8話感想
前回も良かったけど、今回が一番好きな回!
2人の表情や雰囲気から連弾の楽しさとても伝わるし、優しい時間が流れているのを感じました。
エミリーが伴奏を弾きはじめた瞬間のシュラの嬉しそうな表情にぜひ注目!
ブリジットさんのために始めた連弾ですが、結果的にエミリーも救われ、シュラもピアノが弾けるようになり、結果オーライでした。
連弾を聴きながらブリジットさんの家族との思い出が蘇ってくるのも胸アツ。
エリソンの美声も気になるし、連弾の音も聴いてみたいし、この回ドラマCDにならないかなぁ。
9話のあらすじ
ちぎれかけの腕時計のベルトを眺めているシュラ。
時計には嫌な思い出があるようですが、修理するために村の時計屋へ…。
その頃エミリーは、初めて自分でお洗濯。トロワと一緒に洗濯機を見守る姿が可愛い♡
***
時計屋を訪れると、店主のおじいちゃんがお出迎え。仕事をしながら孫娘のお姫様ごっこの相手をしているようで少々疲れ気味…。
孫娘の遊び相手になることを条件に修理費の値引きをしてくれることに。
早速お姫様ごっこに付き合うシュラ。子供の相手も上手!!
孫娘が考えたお姫様ごっこの設定もかなりユニークで面白い(笑)
お姫様ごっこの休憩中、シュラは壁に飾ってある1枚の絵に気が付きます。
その絵ははざま丘の森が描かれていました。絵を描いた画家もシュラと同じく「森に呼ばれた」と言っていたようで…
9話感想
シュラの過去が少し判明した回。
腕時計はシュラの両親からもらったもの。年の離れた弟がいるようなので、親の再婚などで家族と上手くいっていないとか?
寮がある学校に進学したことをきっかけに家を出たものの、その寮を飛び出してバックパッカーになったっぽいですね。
時計屋で聞いた画家の方の情報からすると、はざま丘の森はやっぱりかなり危険そう。
あとは、エミリーがシュラの腕時計と交換してあげる流れがめちゃくちゃ良かった!今後シュラを救ってあげられるのは、やはりエミリーになりそうです。
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それでは、読んでくださりありがとうございました!