2022年2月19日発売【花とゆめ6号】に掲載されているスキップビート!の感想です。
スキップ・ビート!感想+ネタバレ
前回のあらすじ(302話)
蓮の自宅で、蓮とキョーコは社さんやサラとの出会いについてなど会話を楽しみます。その時、自分のことを愛おしそうに見つめてくる蓮に気づいたキョーコはAI化するのでした。
その後キョーコを家まで送るため、マンションの廊下に出る2人。
キョーコが蓮の家に訪ねてきた理由が社さんのお願い(エッグベネディクトの材料を届ける)以外にもあると気づいた蓮は、マンションの非常用階段に行き、理由を問い詰めます。お姫様抱っこで下まで降りてあげる、と脅迫?されたキョーコは速攻で口を割る。というところで終わりました。
詳しくは302話の記事に記載していますので、気になる方はそちらをご覧ください。
今回のあらすじ(303話)
Act.303 「エラーリンク」
カラオケルームでモー子さんとキョーコは話しています。
前話の中で、蓮に会いに行った理由が描かれていませんでしたが、モー子さんに理由を明かします。
「泥中の蓮」の撮影で「紅葉」と自分の境遇を重ねたキョーコは、「紅葉」は自分の分身、蓮は「志津摩様」の化身のように感じていました。紅葉を演じきったキョーコは、志津摩様(蓮)に対する喪失感が非常に大きかったようです。
『魂はまだこの世に残っているのに、実態を失って全てが空虚でむなしい感じ。生きてもう二度と敦賀さんに会えないと思ったら、何とも言えない感覚に涙が止まらなくて、生きて動く敦賀さんを見て安心したかった』というのが蓮に会いに行った理由らしいです。
次はモー子さんと約束していた「答え合わせ※」について話します。
(※蓮と香凪さんの偽ゴシップ記事を見て照れていたキョーコ。それに気づいたモー子さんは「なぜそのリアクションなのか(悲しむわけでもなく照れているのか)」と問い詰めていました。その時答える時間がなかったので、後で答えることをキョーコは約束していたのです)
モー子さん自身の英会話用メモ帳を見ながら状況を整理します。
モー子さん:「香凪さんとの手つなぎデート報道に対して(蓮がキョーコに)言い逃れ電話してきたってのは合ってると。でもそれでなぜあのゴシップ記事を見てあんた(キョーコ)がテレテレもじもじしていたのかまだわからない」。
キョーコ:「真相釈明の電話もらうなんて、まるでもう特別なお付き合いをしてる仲みたいだと思ったら照れちゃって‥」
というとモー子さんは「あんたたち付き合ってないの!?」と驚きます。キョーコが勝手に付き合っていないと思い込んでいるだけじゃないの?と問います。
キョーコ「そういうことは今は保留にしておこうと二人で話して決めたから。敦賀さん、のっぴきならない事情があるみたいで」と言います。
その言葉はまるで縛られたくない遊び人の常套句だと感じながらキョーコを心配するモー子さん。しかし、キョーコは大丈夫だと言っているし、もし保留の理由が「キョーコが成人になるまで待つ」という理由であれば、むしろ真っ当な姿勢だと思いなおします。
そして、キョーコも「私の方もその方が心の安泰が保たれて助かる」と言います。
男性と付き合ったことがないキョーコがいきなり蓮と付き合うということは『何の装備もないピクニック気分のお気楽なハイカーが、突如豪雪のエベレストに放り出され、登頂しろって言われる状況と同じ』なんです。
「エベレストに挑む資格のある者となるために、まず備えるべきものを備えたい」と強い眼差しで言うキョーコ。
モー子さんは呉崎さんからもらったRoute Projectの招待状を思い出しながら「最高峰に挑むならそれは最低限の心構えね」と共感します。
『最高峰』という言葉で、キョーコはモー子さんが「例の映画関係者に会う」と言っていた話を思い出します。
モー子さんに正式なオファーが来て、世界にカナエの名を奏でられる第一歩だと思ったキョーコは大喜びしていますが、モー子さんは陰りのある表情をしているのでした…。
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感想
今回はキョーコとモー子さんの女子会でした。社さんと同じく、モー子さんも蓮キョが付き合ってると思っていました。確かに両想いだったら普通付き合ってると思いますよね~。
保留と聞いてキョーコが遊ばれてないか心配するモー子さん、友達思いです。モー子さんどんどん魅力的になってますね。こんな友達ほしい!
というか今回モー子さんの発言で、キョーコがまだ未成年だということをすっかり忘れていましたw連載開始20年なのに、まだ未成年だなんて・・!笑
「Route Project」の招待状を見て喜びきれないモー子さん心配ですね。まだそこに参加するには準備不足(実力不足)だと感じているんでしょうか…。
それでは、読んでくださりありがとうございました!